Cystogomphus
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/09 09:18 UTC 版)
「オウギタケ科」の記事における「Cystogomphus」の解説
Cystgomphus はタイプ種であるCystgomphus humblotii Sing. のみを含む。子実体の外観はフサクギタケのそれによく似て、一時はフサクギタケと誤同定されたほどであるが、外被膜が球嚢状の細胞で構成されており、かさはまったく粘性を持たない点で区別されている。C. humblotii は、パリ郊外に植栽された針葉樹の樹下で採集されたものであるが、日本国内はもちろん世界のどこからも、二度目の採集記録は報告されていない。また、タイプ標本も所在不明である。なお、宿主の針葉樹については、原記載においても樹種は明示されていないが、おそらくフランス国外から移入されたと推定されている。
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