くさぎ (臭木)









●わが国の各地をはじめ、朝鮮半島や中国の温・暖帯地方に分布しています。山野の林縁や河岸などに生え、高さは1~3メートルになります。花はいい香りですが、葉や枝を傷つけると悪臭を放つため、「くさぎ」という名前がつきました。若葉は食用となります。葉を小枝ごと天日で乾燥させて煎じると、リューマチや高血圧、下痢によいとされています。また、幹や根に入るクサギの虫は、子どもの癇(かん)の薬です。ところ変わって欧米では、この匂いがピーナツバターに似ていると感じるみたいで、「ピーナツブッシュ」の英名があります。
●クマツヅラ科クサギ属の落葉低木で、学名は Clerodendrontrichotomum。英名は Harlequin glorybower, Peanut bush。
クサギ: | 紅源平葛 紅花臭木 緋桐 臭木 |
クマツヅラ: | バーベナ バーベナ・テヌイセクタ バーベナ・ハスタータ |
久佐岐
也末宇都岐
山宇豆支
山空木
常山
常山木
恒山
海州常山
臭木
臭木菜
臭桐
臭梧桐
臭牡丹樹
- Clerodendrontrichotomumのページへのリンク