1982年にWHOが提唱した歯周疾患の診査法で、地域の歯周疾患の状態を示す指標として国内外で広く用いられています。
専用の探針(プローブ)を用いて、歯肉出血・歯周ポケット・歯石の3指標により、コード0~4の5段階で評価します:
コード0:健全
コード1:出血
コード2:歯石沈着
コード3:浅い歯周ポケット
コード4:深い歯周ポケット
口腔内の一部の歯(代表歯)を診査する場合が一般的で、診査した歯の最高コードを個人の代表値とする方法と各コードの部位数で評価する方法の2通りの評価方法があります。
地域歯周疾患指数
地域歯周疾患指数
(CPITN から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/10/08 14:10 UTC 版)
地域歯周疾患指数(ちいきししゅうしっかんしすう、Community Periodontal Index:CPI)は歯周病に関する指数の一つ。1982年にWHOがFDIと作成した地域歯周疾患処置必要度指数 ( Community Periodontal Index of Treatment Needs:CPITN ) を改変することで、1997年に作られた。
- 1 地域歯周疾患指数とは
- 2 地域歯周疾患指数の概要
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