CFM56-5 シリーズ
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「CFMインターナショナル CFM56」の記事における「CFM56-5 シリーズ」の解説
CFM56-5 シリーズは、エアバス向けに開発された。推力は22,000-34,000lbf(98-151kN)である。ボーイング向けとの差異は、エンジンの制御に電子制御FADECを取り入れた事である。3種類の派生型があり、それぞれCFM56-5A、CFM56-5BとCFM56-5Cである。CFM56-5AとCFM56-5BはETOPS対応である。CFM56-5Cは、4発機であるエアバスA340向けである。 形式推力バイパス比圧縮比乾燥重量搭載機CFM56-5A1 25,000 lbf (111 kN) 6.0 31.3 4,995 lb (2,270 kg) エアバスA320 CFM56-5A3 26,500 lbf (118 kN) 6.0 31.3 4,995 lb (2,270 kg) エアバスA320 CFM56-5A4 22,000 lbf (97.9 kN) 6.2 31.3 4,995 lb (2,270 kg) エアバスA319 CFM56-5A5 23,500 lbf (105 kN) 6.2 31.3 4,995 lb (2,270 kg) エアバスA319 CFM56-5B シリーズ 形式推力バイパス比圧縮比乾燥重量搭載機CFM56-5B1 30,000 lbf (130 kN) 5.5 35.4 5,250 lb (2,380 kg) エアバスA321 CFM56-5B2 31,000 lbf (140 kN) 5.5 35.4 5,250 lb (2,380 kg) エアバスA321 CFM56-5B3 33,000 lbf (150 kN) 5.4 35.5 5,250 lb (2,380 kg) エアバスA321 CFM56-5B4 27,000 lbf (120 kN) 5.7 32.6 5,250 lb (2,380 kg) エアバスA320 CFM56-5B5 22,000 lbf (98 kN) 6.0 32.6 5,250 lb (2,380 kg) エアバスA319 CFM56-5B6 23,500 lbf (100 kN) 5.9 32.6 5,250 lb (2,380 kg) エアバスA319 CFM56-5B7 27,000 lbf (120 kN) 5.7 35.5 5,250 lb (2,380 kg) エアバスA319, エアバスA319CJ CFM56-5B8 21,600 lbf (96 kN) 6.0 32.6 5,250 lb (2,380 kg) エアバスA318 CFM56-5B9 23,300 lbf (100 kN) 5.9 32.6 5,250 lb (2,380 kg) エアバスA318 CFM56-5C シリーズ 推力が31,200-34,000lbf(139-151kN)のCFM56-5C シリーズは、CFM56 ファミリーでは最も強力である。エアバスの長距離型A340-200と-300旅客機に搭載され、1993年から運用される。主な変更点は、ファンの大径化、第5低圧タービンと4段低圧圧縮機が-5Bから追加された。他のCFM56 シリーズとは異なり、-5Cは効率を高めるために混合式排気ノズルを特徴とする。 形式推力バイパス比圧縮比乾燥重量搭載機CFM56-5C2 31,200 lbf (139 kN) 6.6 37.4 8,796 lb (3,990 kg) エアバスA340-200/-300 CFM56-5C3 32,500 lbf (145 kN) 6.5 37.4 8,796 lb (3,990 kg) エアバスA340-200/-300 CFM56-5C4 34,000 lbf (151 kN) 6.4 38.3 8,796 lb (3,990 kg) エアバスA340-200/-300
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