B.6/PR.7
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/28 15:29 UTC 版)
「イングリッシュ・エレクトリック キャンベラ」の記事における「B.6/PR.7」の解説
PR.3をもとにターゲット・マーキング爆撃機型のB.5が計画された。ターゲット・マーキングとは、照明弾あるいは焼夷弾を投下して後に続く重爆撃機の部隊に爆撃目標を知らせるというものであり、かつてはモスキートに割り当てられていた。B.5は翼内燃料タンクを装備したウェット・ウィングとダンロップ製のブレーキ・システム(初期のABS)を採用し、エイヴォン 109にアップグレードされる予定であった。 しかしターゲット・マーキング任務は時代遅れで、結局、試作機のみで生産されることはなかった。このB.5の開発を生かし、B.6が開発され、1953年8月11日に初飛行した。 B.6はエンジンをアップグレードし、4,500 kg相当の爆弾を搭載可能である。 PR.7は写真偵察機型でB.6と同様のアップグレードを行って開発され、B.6と並行して生産された。B.6はイングリッシュ・エレクトリック社とショート・ブラザーズ社で49機、PR.7は82機が生産された。
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