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アメリシウム

分子式Am
その他の名称Am、Americium
体系名:アメリシウム


アメリシウム

分子式Am
その他の名称Am、Americium
体系名:アメリシウム


物質名
アメリシウム
英語名
Americium
元素記号
Am
原子番号
95
分子量
243
発見
1944年
イオン化エネルギー(eV)
6


アメリシウム

(Americium から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/09 07:45 UTC 版)

アメリシウム (: americium [ˌæməˈrɪsiəm]) は原子番号95の元素元素記号Amアクチノイド元素の一つ。第3の超ウラン元素でもある。安定同位体は存在しない。銀白色の金属で、常温、常圧で安定な結晶構造は六方最密充填構造 (HCP)。比重は13.67で、融点は995 °C (850-1200 °C)、沸点は2600 °C。展性、延性があり、希酸に溶ける。原子価は、+2〜+6価(+3価が安定)。化学的性質はユウロピウムに類似する。発見された同位体の中で最も半減期が長いのは、アメリシウム243の7370年である。


注釈

  1. ^ 日本の煙感知器にはアメリシウムを使ったイオン化式は少なく、光電式が主流となっている。[7]

出典

  1. ^ Muller, W.; Schenkel, R.; Schmidt, H. E.; Spirlet, J. C.; McElroy, D. L.; Hall, R. O. A.; Mortimer, M. J. (1978). “The electrical resistivity and specific heat of americium metal”. Journal of Low Temperature Physics 30: 561. doi:10.1007/BF00116197. 
  2. ^ Seaborg, Glenn T. (1946). "The Transuranium Elements". Science 104 (2704): 379–386.
  3. ^ グレン・シーボーグ、レオン・モルガン、ラルフ・ジェームズ、アルバート・ギオルソ
  4. ^ 根岸仁, 上出英樹, 前田誠一郎, 中村博文, 安部智之「最先端の研究開発 日本原子力研究開発機構 : 第4回 今こそ,高速炉の話:持続性あるエネルギー供給へ」『日本原子力学会誌ATOMOΣ』第62巻第8号、日本原子力学会、2020年、438-441頁、doi:10.3327/jaesjb.62.8_4382024年1月9日閲覧 
  5. ^ 返還されるガラス固化体について”. 日本原燃. 2023年11月8日閲覧。
  6. ^ 放射性廃棄物の低減を目指した高速炉燃料の開発”. 原子力機構 (2022年). 2023年11月8日閲覧。
  7. ^ セオドア・グレイ 著、武井摩利 訳『世界で一番美しい元素図鑑』ニック・マン写真、創元社、2010年。ISBN 978-4422420042 
  8. ^ 東京芝浦電気株式会社「アメリシウム厚み計 (TOSGAEG 153)」『計測と制御』第9巻第7号、計測自動制御学会、1970年、543-544頁、doi:10.11499/sicejl1962.9.543 


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