ANSIルーメン

デジタル大辞泉

アンシ‐ルーメン【ANSIルーメン】

読み方：あんしるーめん

《ANSI lumen》ANSI（米国国家規格協会）が定めた、液晶プロジェクターなどの照明器具の明るさを表す単位。画面を縦横三分割して九つの領域に分け、それぞれの明るさの平均を求めたもの。かつては画面全体で明るさにむらがある機種が多かったために用いられた。現在は単にルーメンで表されることが多い。→ルーメン

ビデオ用語集

ANSIルーメン

ANSIが定めた条件に基づいて、光源の発する光の量（光束、単位はルーメン［lm］）を表したもの。

例えば、プロジェクターの光源に関しては、投射画面の中心部分だけでなく、周辺部までを含めた条件付けを、ANSIが定めている。

【参】光束

AV機器関連用語辞典

ANSIルーメン

投写された映像の明るさ（輝度）の基準のこと。ANSIとは「アメリカン・ナショナル・スタンダード・インスティテュート」の略。投写画面を９分割して各部分の明るさを測り、それらを平均した値が数値で表示される。

（執筆：オーディオビジュアル評論家 麻倉怜士）
※この情報は「1999～2002年」に執筆されたものです。