85式戦車の開発
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/08 01:45 UTC 版)
第3世代の戦車は50~60tクラスが主流であったが、共同開発される新型戦車は42tを上限に開発が進められた。これは中国国内のインフラ事情もさる事ながら、輸出対象国が主に第三世界であったため、それらの国で運用できるギリギリの重量としてはじき出された数値とされる。 最初の試作車両は80-II式戦車の車体に新設計の溶接砲塔を搭載して製作され、主砲及び射撃統制装置、エンジンといった各種コンポーネントは80式戦車及び88式戦車のものが流用されている。これを基礎として砲塔を改良した第2次試作車が開発され、風暴I型(Storm-I)と命名された。風暴I型は後に85式I型戦車(85-I式戦車)と改めて命名され、以後この型が「85式戦車」と総称される。
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