700形時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/29 06:39 UTC 版)
「広島電鉄700形電車 (初代)」の記事における「700形時代」の解説
1948年より1950年にかけて、650形に準じた12m級3扉車体を新造して500形全車から機器を供出、700形701 - 710となった。650形との差異は扉間の側窓数が、窓幅を縮小して5枚に増やされていることと、張り上げ屋根であることである。改造車の中には、500形での復旧を行わずに、直接700形に更新された車両も4両あった。 種車が背の高い東洋電機製造TDK-9Cを主電動機としていたため、台車は低床式に対応するJ.G.ブリル社製のBrill 76E1であるが、高床式となっている。 1972年に神戸市電からの譲受車の増備で4両が廃車された。残った6両は1975年にワンマン改造されたが、1900形の就役開始に伴い、1980年までに全車廃車された。
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