4D6型ディーゼルエンジン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 09:20 UTC 版)
「三菱・4G6型エンジン」の記事における「4D6型ディーゼルエンジン」の解説
4G6型は元々はガソリンエンジンとして開発された形式ではあるが、同一ブロックでのディーゼルエンジンの開発も行われ、4D6型シリウスディーゼルとして、4G6型を採用する小・中型乗用車のディーゼルエンジン仕様に用いられた。同様の開発経過を辿った4D5型アストロンディーゼルと異なり、4D5型はセダンなどの比較的小型の車両への搭載に留まり、トラックやクロカン4WD車など大型の車両への搭載は行われていない。 機構上4G6型エンジンと異なる点は、4G6型がクロスフローレイアウトを採用しているのに対して、4D6型はターンフローレイアウトを採用している点にある。日本国内向けはディーゼルターボ仕様が主力であるが、輸出向け及びOEM供給向けには自然吸気仕様のものも多くみられる。ロッカーアームは1988年(昭和63年)製造分よりローラーロッカーアームが使用されているが、ラッシュアジャスターの無いメカニカルタペットの為、定期的なタペット調整が必要な仕様となっている。
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