4.3BSD Net/2
4.3BSD Net/2とは、カリフォルニア大学バークレー校(UCB)で1991年に開発されたUNIX系オペレーティングシステム(OS)である。
4.3BSD NET/2はAT&T由来のコードを取り除くことで、従来のBSDが持つAT&Tのライセンス問題を回避したはずだった。しかし4.3BSD NET/2公開後、AT&Tの一部門であるUnix system Laboratories(USL)よりAT&Tのライセンスが必要なコードが未だ存在するとして1992年に訴えられ、公開は中止となった。同年NovellによるUSLの買収があり、翌1993年に本訴訟の和解が成立した。1994年にはAT&Tのライセンスを含まない4.4BSD-Liteが開発されている。
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