4.4BSD
4.4BSDとは、4.4BSDとは、カリフォルニア大学バークレー校(UCB)により1994年に開発されたBSD系OSである。
旧バージョンの4.3BSD NET/2はAT&T由来のコードを取り除くことで、従来のBSDが持つAT&Tのライセンス問題を回避したはずだったが、AT&Tの一部門であるUnix system Laboratories(USL)よりAT&Tのライセンスが必要なコードが未だ存在するとして1992年に訴えられ、公開は中止となった。同年NovellによるUSLの買収があり、翌1993年に本訴訟の和解が成立した。その後は開発が再開され、AT&Tのライセンスを含む4.4BSD-Encumbereと含まない4.4BSD-Liteの2種類がある。なお、4.4BSDをもってUCBでの開発は終了している。
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