JR東海313系電車
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313系電車(313けいでんしゃ)は、1999年(平成11年)5月6日から営業運転を開始した、東海旅客鉄道(JR東海)の近郊形電車。
注釈
- ^ 3次車の2600番台編成を除く
- ^ ただし営業列車では稲沢線及び新垂井線(いずれも通称)は走行しない。
- ^ JR東日本管内は2022年現在、北端は松本駅、東端は茅野駅までの運行であり、前者は神領車が、後者は大垣車がそれぞれ乗り入れ。神領車は過去には快速「みすず」で長野駅までの運用があった。静岡車はJR東日本管内の乗り入れはなく、境界駅の熱海駅、国府津駅、甲府駅のみの乗り入れ。西日本旅客鉄道(JR西日本)管内へは大垣車に限り、境界駅の米原駅のみ乗り入れている。311系(1991年から数年間、臨時列車「ナイスホリデー近江路」として長浜駅に乗り入れていた)と異なり、琵琶湖線及び北陸本線への乗り入れ実績はない。
- ^ 1999年7月 - 同年12月ダイヤ改正までの間は、165系より引き継いだ松本発名古屋行の普通列車が存在した。同列車は名古屋駅到着後、関西本線の普通亀山行となったため、実質的には松本発亀山行であり、長野・岐阜・愛知・三重の4県を走破する列車であった。
- ^ 2019年3月のダイヤ改正で、掛川駅に乗り入れる本番台は平日のみとなった。岐阜発掛川行きの134Fと、その折り返しの821M豊橋行きである。ダイヤ改正以前は、現在の5821M(土曜・休日運転の浜松行き。313系3両編成)に相当する列車が浜松到着後にそのまま新快速米原行きとなっていた。
- ^ JR東海の在来線車両は通常、製造元の日本車輌製造から自力回送されるが、今回はトレーラーによる輸送であり、かつ一部の艤装がされていない状態であった“313系2両が陸送される”. railf.jp. 2019年9月18日閲覧。
- ^ このため、車内照明が同じ編成内でLED(新造の2両)と蛍光灯(上り側の4両)とで混在する形になっている。
出典
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- ^ 「山梨県・静岡県×JR東海×『ゆるキャン△』」コラボイベントを開催します! - JR東海 2022年6月24日
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