3本のベルトを巡る問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 16:30 UTC 版)
「IWGP世界ヘビー級王座」の記事における「3本のベルトを巡る問題」の解説
第2代王者のウィル・オスプレイは、首の負傷により2021年5月20日に王座を返上した。しかし、8月14日(現地時間)のロサンゼルス大会で、自作したIWGP世界ヘビー級王座のベルトを携えて登場し、「選手権試合には負けていないから、今も自分が王者であり、(第3代王者の)鷹木信悟は暫定王者だ」と主張した。オスプレイは王座を返上して以来、2021年内はアメリカで活動し、日本国内で試合をすることはなかった。 10月24日には、G1 CLIMAX 31を制覇したオカダ・カズチカが、翌2022年1月4日に行なわれるIWGP世界ヘビー級選手権試合の挑戦権利証の代わりとして4代目IWGPヘビー級王座のベルトを携えて登場するようになり、第3代王者の鷹木、王者を自称するオスプレイ、挑戦権利証保持者のオカダの3人が「ベルト」を保持している事態になった。 決着戦は2022年1月の東京ドーム大会で行なわれた。挑戦権利証保持者のオカダが1月4日に第3代王者の鷹木に勝利して第4代王者となり、翌5日にオスプレイの挑戦を退け、初防衛に成功した。 ボクシングの暫定王座とは異なり、オスプレイの自称王者は、新日本プロレスには王者として正式に認められていない。よって、1月5日に行なわれたオカダ対オスプレイの選手権試合は、第4代王者であるオカダの防衛戦であり、決して王座統一戦ではない。 その後はオカダが連続保持し続け、ベルト問題は収束した。
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