3『黒の召喚者』・11『続・黒の召喚者』
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くろのしょうかんしゃ、原題:英: The Caller of the Black。ぞく・くろのしょうかんしゃ、原題:英: The Black Recalled。 前者は1967年8月に執筆され、1971年に発表された。タイタス・クロウが初登場した作品であり、ラムレイがプロ作家として書いた最初期の作品の1つである。オーガスト・ダーレスが手掛けた1971年刊のラムレイ処女単行本の表題作になっている。続編である後者は1983年5月に執筆され、同年に世界ファンタジー大会の会報に発表された。 東雅夫は「邪悪な魔術師とクロウの妖術合戦譚」と解説している。初期翻訳を手掛けた朝松健は、『続』での作家としての成長を高評価しており、よくある作品から、ラムレイ自身の創意にあふれた作品になったという旨の解説をしている。 タイタスは、長編『タイタス・クロウ・サーガ』の第1作ラストにて消息を絶つことになっており、『続』はその後日談となっている。CCD=クトゥルー眷属邪神群という名称も、サーガで登場するものである。また邪神イブ=ツトゥルについては、本体は登場しない。
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