３，３‐ジメチル‐１‐ブテン
3,3-ジメチル-1-ブテン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/08/14 16:50 UTC 版)
| 3,3-ジメチル-1-ブテン 3,3-Dimethyl-1-butene[1] | |
|---|---|
 | |
別称 ネオヘキセン | |
| 識別情報 | |
| CAS登録番号 | 558-37-2 |
| 特性 | |
| 化学式 | C6H12 |
| モル質量 | 84.16 g mol−1 |
| 外観 | 無色透明の液体 |
| 沸点 | 41 °C, 314 K, 106 °F |
| 水への溶解度 | 不溶 |
| 有機溶媒への溶解度 | エーテル、クロロホルム、エタノール、四塩化炭素に可溶 |
| 危険性 | |
| 引火点 | -21℃ |
| 爆発限界 | 1.2%-?% |
| 関連する物質 | |
| 関連するヘキセン | 1-ヘキセン cis-2-ヘキセン trans-2-ヘキセン cis-3-ヘキセン trans-3-ヘキセン |
| 関連物質 | 2,2-ジメチルブタン（ネオヘキサン） |
| 特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 | |
3,3-ジメチル-1-ブテン（英: 3,3-Dimethyl-1-butene）は、化学式C6H12で表される化合物である。ネオヘキセンの別名を持つ[1]。
用途
非常に高いオクタン価を持ち、ガソリン添加剤として利用されるほか、抗真菌薬のテルビナフィンや合成ムスク系香料のトナリドの合成原料となる[2]。
製造
イソブテンを、タングステン触媒に接触させることにより得られる[2]。
安全性
日本の消防法では、危険物第4類第1石油類（非水溶性）に区分される[1]。
脚注
- ^ a b c 3,3-Dimethyl-1-butene（東京化成工業）
- ^ a b ネオヘキセンの製造方法（ekouhou.net）
- 3,3-ジメチル-1-ブテンのページへのリンク
