2012年:『diorama』
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「米津玄師」の記事における「2012年:『diorama』」の解説
2012年より本名での活動を開始する。2月より作詞・作曲・ボーカルまでを自ら務めた「ゴーゴー幽霊船」「vivi」「恋と病熱」のミュージックビデオを3か月連続で、YouTube、ニコニコ動画にて発表したのち、5月16日にBALLOOMよりアルバム『diorama』を発売。アルバムはオリコン週間アルバムランキングで、インディーズながら初登場6位を記録するスマッシュヒットを記録した。収録曲すべてにおいてVOCALOIDを使用しなかったのは、VOCALOIDを用いた楽曲のクリエイターとして成功した米津の「VOCALOIDを隠れ蓑にしたくないから」という考えによるものである。しかし共同演奏者の不在などを理由にライブは開催されず、また、『diorama』が前述の記録を残したことに対して「できる限りの力をアルバムに詰め込んでやった結果が自分の望んでいたものではなかった」という挫折感を味わったことで制作意欲が削がれ、自宅にこもってゲーム実況を見るだけの時間が1年ほど続いたという。
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