2009年の継承法改正
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「デンマーク王位継承順位」の記事における「2009年の継承法改正」の解説
デンマーク議会は2008年、王位継承資格を近隣国のノルウェーおよびスウェーデンと同様に、性別に関わりのない長子優先の形式に変更する継承法改正案について討議・投票を行った。法案は議会を通過して2009年の国民投票(英語版)により国民の審判に委ねられ、賛成票85%の圧倒的な支持を得て男女の別の無い長子相続制に変更された。ただし、新しい継承序列は法改正の成立後から適用されることになり、それ以前に出生した王位継承権者の序列が遡及的に影響を受けることはないとされた。この法改正に伴う継承序列が適用されたのは2011年、フレゼリク王太子の次男ヴィンセント王子が誕生した際、姉のイサベラ王女よりも継承順位において下位に置かれたのが始めとなる。
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