2008年の利用客による抗議
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「エマーム・ホメイニー国際空港」の記事における「2008年の利用客による抗議」の解説
2008年1月4日、テヘラン州、ギーラーン州は50年来イランには見られなかった激しい暴風に見舞われた。その後も気象状況は緩和せず、1週間にわたって全てのフライトが欠航となった。しかしエマーム・ホメイニー空港は標準的な乗客用サービス、すなわちレストラン、近傍のホテル、免税店などが欠如しており、なにより今後の見通しに関わる情報提供が欠けていた。怒った利用客により空港内は騒乱状態となり、個々の要求への返答と食材の無償提供、さらにはイラン航空による運営の廃止をせまった。これに対してイラン航空は諸要求に応えた。また騒乱は警察によって非暴力的に解散され、空港は運用が続けられた。しかしこの事件を受けて、2008年1月13日、イラン航空は公式に空港運営を辞退した。
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