2002年の噴火
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/08 00:54 UTC 版)
2002年1月17日現地時間午前9時30分に大規模な噴火を起こし、大量の溶岩が麓のゴマ市街地や空港にまで流出した。溶岩流は全長約20kmに達し、各所で火災が発生、ゴマ市の建物の15%が破壊された。近隣住民約35万人がルワンダ側国境のギセニなどに避難した。溶岩がガソリンスタンドに引火し爆発するなどの二次災害も広がった。この噴火による死者は150人近くに上った。 なお、近郊にあるキブ湖に溶岩が流入した場合、湖水に大量に溶けている二酸化炭素の大量噴出が危惧されたが、幸い、湖に達する前に溶岩が冷えて固まったために流入は起こらなかった。
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