二次性白血病
別名:2次性白血病
癌の治療のために放射線治療や化学療法を行ったことによって新たに発症する白血病のこと。
二次性白血病は、最初の癌治療を開始してから5、6年程度経過した時点で発症することが多い。早いケースでは3年、遅いケースでは10年で発症するケースもある。二次性白血病の初期症状としては倦怠感や貧血などが挙げられる。予後は不良であることが多いが、同種骨髄移植によって治癒することもある。
二次性白血病は診断が困難とされているが、東京大学医科学研究所が、ある患者の遺伝子情報をIBMのAI「ワトソン」を用いて分析させたところ、10分程度で二次性白血病と診断することができた。
関連サイト:
東京大学医科学研究所
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