1991年カナダGP
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 04:43 UTC 版)
「ステファノ・モデナ」の記事における「1991年カナダGP」の解説
2位表彰台を獲得した1991年カナダGPでは、その性格を示したエピソードが残っている。 レース終盤に4位を走っていたモデナは、エンジンがオーバーヒート気味であることを感じ取っていた。このとき、モデナは一か八かで走り続けることはせず、順位が下がる可能性を理解したうえでピットイン。調べたところ、ラジエーターに捨てバイザーが引っ掛かっており、除去を行わなければエンジンブローはほぼ確実であったことが判明。ピットアウトした時点では5位に順位を落としていたが、その後モデナの前を走っていたドライバーが立て続けにストップもしくはペースダウンを強いられる結果となり、最終的に2位にまで繰り上がることとなった。 またこのピットインの際に、冷却水の水温上昇をピットクルーに伝えるため、モデナは「ウォーター!」と連呼。これを聞いたピットクルーの1人が勘違いをして、モデナにドリンクを差し出す一幕があった。
※この「1991年カナダGP」の解説は、「ステファノ・モデナ」の解説の一部です。
「1991年カナダGP」を含む「ステファノ・モデナ」の記事については、「ステファノ・モデナ」の概要を参照ください。
- 1991年カナダGPのページへのリンク