1968年自由民主党総裁選挙とは? わかりやすく解説

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1968年自由民主党総裁選挙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/05 14:07 UTC 版)

1968年自由民主党総裁選挙

1966年 ←
1968年11月27日
→ 1970年

選挙制度 決選投票制
有権者数 党所属衆議院議員:(不明)
党所属参議院議員:(不明)
地方代議員票  :46
合計      :(不明)

 
候補者 佐藤栄作 三木武夫
投票 249 107




 
候補者 前尾繁三郎 藤山愛一郎
投票 95 1

選挙前総裁

佐藤栄作

選出総裁

佐藤栄作

1968年自由民主党総裁選挙(1968ねんじゆうみんしゅとうそうさいせんきょ)は、1968年昭和43年)11月27日に行われた日本自由民主党党首である総裁選挙である。

概要

1968年に佐藤栄作総裁の任期満了を受けて日比谷公会堂で行われた自由民主党総裁選挙である。三選を目指した佐藤に対し三木武夫前尾繁三郎が対抗馬として出馬した。前尾の立候補は二位に入ればポスト佐藤の有力候補として認知されるとの思惑であったが、三木に12票差の三位という結果に終わった。このことは二年後に前尾が宏池会会長の座を追われる遠因となった。

選挙データ

総裁

  • 選挙前:佐藤栄作(第5代)
  • 選挙後:佐藤栄作(第5代)

投票日

  • 1968年(昭和43年)11月27日
    第21回臨時党大会で実施。

選挙制度

投票方法
秘密投票、単記投票、1票制
選挙権
党所属国会議員、党都道府県支部連合会地方代議員[注 1][注 2][1]
被選挙権
党所属国会議員
有権者
(不明)
  • 党所属衆議院議員:(不明)
  • 党所属参議院議員:(不明)
  • 地方代議員   :046

選挙活動

候補者

立候補制ではなかったものの、選挙活動した国会議員。

佐藤栄作 三木武夫 前尾繁三郎
衆議院議員
(7期・山口2区
内閣総理大臣(1963-現職)
党総裁(1963-現職)
衆議院議員
(12期・徳島全県区
外務大臣(1966-1968)
党幹事長(1964-1965)
衆議院議員
(8期・京都2区
通商産業大臣(1957-1958)
党幹事長(1961-1964)
周山会
(佐藤派)
政策研究会
(三木派)
宏池会
(前尾派)
山口県 徳島県 京都府

選挙結果

第1回総裁選から1972年(昭和47年)の第12回総裁選までは立候補制ではなかったため、自民党所属の国会議員への票はすべて有効票として扱われた。

候補者別得票数

e • d  1968年自由民主党総裁選挙 1968年(昭和43年)11月27日
候補者 得票数 得票率
佐藤栄作 249 55.09%
三木武夫 107 23.67%
前尾繁三郎 95 21.02%
藤山愛一郎 1 0.22%
総計 452 100.0%
有効投票数(有効率) 452 %
無効票・白票数(無効率) %
投票者数(投票率) %
棄権者数(棄権率) %
有権者数 100.0%
出典:朝日新聞

脚注

注釈

  1. ^ 各都道府県支部連合会に1票ずつ。
  2. ^ 米軍統治下の沖縄県の代議員は選出されてない。

出典

  1. ^ 上神貴佳「党首選出過程の民主化 : 自民党と民主党の比較検討」『年報政治学』第59巻第1号、日本政治学会、2008年、1_220-1_240、doi:10.7218/nenpouseijigaku.59.1_220ISSN 054941922023年2月14日閲覧 

参考文献

  • 『昭和の宰相 佐藤栄作と高度成長』戸川猪佐武、P219~220

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