1968年全米オープン_(テニス)とは? わかりやすく解説

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1968年全米オープン (テニス)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/30 23:52 UTC 版)

1968年 全米オープン(1968ねんぜんべいオープン、US Open 1968)に関する記事。アメリカニューヨーククイーンズ区フォレストヒルズにある「ウエストサイド・テニスクラブ」にて開催。

大会の流れ

  • プロテニス選手の出場を解禁する「オープン化制度」のもとで開かれた最初のイベントとして、本年度からこの大会は「全米オープン」(US Open)の名称になった。それまでの「全米選手権」は、男子シングルス・女子シングルス・男子ダブルス・女子ダブルス・混合ダブルスの5部門が別々の会場で行われてきたが、1968年からすべての部門がフォレストヒルズで実施されるようになり、こうして全米オープンは現在のような方式になった。
  • 公式大会の「全米オープン」(英語:Open Era Grand Slam)は、フォレストヒルズで1968年8月28日から9月9日にかけて開催された。こちらの優勝者が、大会公認の優勝者となる。
  • 全米オープンの男子シングルスは「96名」の選手による7回戦制で行われた。シード選手は16名であったが、8名のシード選手と他の8名の選手に「1回戦不戦勝」(抽選表では“Bye”と表示)があり、他の8名のシード選手は1回戦から出場した。2回戦から登場した選手が初戦敗退の場合は「2回戦=初戦」と表記する。女子シングルスは「64名」の選手による6回戦制で行われ、シード選手は8名であった。
  • コートのサーフェス(表面)は、芝生コートで実施された。
  • 1968年と1969年のみ、別途開催として「全米選手権大会」(英語:US National Champs)が行われた。こちらの優勝者は、大会の優勝記録に数えない。正式な「オープン化時代大会」との相違点は以下の通りである。
    • 「オープン化時代大会」はプロ選手も出場できるが、「全米選手権大会」はアマチュア選手のみが出場した。
    • 全米選手権大会の実施部門は男女シングルス・男女ダブルスで、混合ダブルスは実施されなかった。

全米オープン

シード選手

男子シングルス

  1.  ロッド・レーバー (4回戦)
  2.  トニー・ローチ (4回戦)
  3.  ケン・ローズウォール (ベスト4)
  4.  ジョン・ニューカム (ベスト8)
  5.  アーサー・アッシュ (初優勝)
  6.  デニス・ラルストン (ベスト8)
  7.  クラーク・グレーブナー (ベスト4)
  8.  トム・オッカー (準優勝)
  9.  (大会開始前に棄権)
  10.  アンドレス・ヒメノ (1回戦)
  11.  フレッド・ストール (2回戦=初戦)
  12.  チャーリー・パサレル (3回戦)
  13.  パンチョ・ゴンザレス (ベスト8)
  14.  ロイ・エマーソン (4回戦)
  15.  マーティー・リーセン (2回戦)
  16.  クリフ・ドリスデール (ベスト8)

女子シングルス

  1.  ビリー・ジーン・キング (準優勝)
  2.  アン・ヘイドン=ジョーンズ (ベスト4)
  3.  ジュディ・テガート (ベスト8)
  4.  マーガレット・スミス・コート (ベスト8)
  5.  マリア・ブエノ (ベスト4)
  6.  バージニア・ウェード (初優勝)
  7.  メアリー・アン・アイゼル (1回戦)
  8.  クリスティ・ピジョン (2回戦)

大会経過

男子シングルス

準々決勝

準決勝

女子シングルス

準々決勝

準決勝

決勝戦の結果

全米選手権

決勝戦の結果

みどころ

外部リンク

参考文献

先代
1968年ウィンブルドン選手権
テニス4大大会
1968年 - 1969年
次代
1969年全豪オープン
先代
1967年全米選手権
全米オープン
1968年
次代
1969年全米オープン

「1968年全米オープン (テニス)」の例文・使い方・用例・文例

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