172D
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/06 22:50 UTC 版)
172Dは1962年に型式証明を取得し、1963年から引き渡しが始まった。機体の構造を見直してキャビンの後方に窓が設けられた。これにより機体の真後ろの視界が確保されることとなり操縦性が向上した。セスナ社ではこの後方窓をオムニビジョンと称して、最初に1962年にモデル 182及び210に採用し、翌年この172Dに導入した。また新しくラダーペダルとブレーキペダルを統合したペダルを備えた。これによりタキシング時の操縦性が向上した。この型式から最大離陸重量は2,300lb(1,043kg)となった。この型式は計1,146機製造された。1963年モデルともいう。
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