155 GTA
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/24 03:33 UTC 版)
「アルファロメオ・155 V6 TI」の記事における「155 GTA」の解説
アルファロメオ・155 GTAは アルファロメオが1992年にイタリアツーリングカー選手権(CIVT)・スーパーツーリズモクラス参戦用に開発・制作したレーシングカーである。同じフィアット系列のランチア・デルタ HFインテグラーレからターボチャージャー付き2.0L直列4気筒、4WDのパワートレーンを移植し製作されたアルファロメオ・155 Q4をベースとし、「サーキット用のHFインテグラーレ」とも呼ばれる。92年のCIVTにおいて全20戦中17勝を挙げメイクスタイトルを獲得。ドライバータイトルでもランキングの1位から3位を占め、ニコラ・ラリーニがチャンピオンを獲得した。 155 GTAはCIVTで圧倒的な強さを発揮したが、同選手権は1993年からクラス2規定で開催されることになり、155 GTAはDTMへ活躍の場を移すことになった。 アルファロメオのワークスチームであるアルファコルセは、1992年のDTM第21/22戦のレースウィーク中に開催地であるニュルブルクリンクで155 GTAのテストを行い、同レースのポールポジションタイムに迫る速さを示し、155 GTAの競争力を確認した。
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