-ās, -ae
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 18:24 UTC 版)
ギリシア語式のパターンの一つ目は、主格単数が-ās、属格単数が-aeとなるものである。男性名詞となる。ここでは、「Aeneas, Aeneas」(アエネーアース、希:Αινειας(アイネイアス)、人名)を例にとって、格変化を示そう。 数 (numerus)単数 (singularis)複数 (pluralis)主格 (nominativus) -as (Aeneas) -ae (Aeneae) 属格 (genitivus) -ae (Aeneae) -arum (Aenearum) 与格 (dativus) -ae (Aeneae) -is (Aeneis) 対格 (accusativus) -am, -an (Aeneam, Aenean) -as (Aeneas) 呼格は、-ā、つまり奪格と同形となる。この場合はAenea。 このパターンの格変化をする男性名詞Aeneas, Aeneae アエネーアース(人名) Leonidas, Leonidae レオーニダース(スパルタの有名な王)
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