打ち明ける

デジタル大辞泉

ぶち‐あ・ける【^▽打ち明ける】

読み方：ぶちあける

［動カ下一］

１ 中のものをすっかり出してしまう。

「文さんのお弁当は—・けてお仕舞い」〈二葉亭・浮雲〉

２ 隠しごとをせず、すっかり話す。うちあける。

「にしゃあ心安いから—・けて言ってもえいが」〈滑・続膝栗毛・一一〉

うち‐あ・ける【打（ち）明ける】

読み方：うちあける

［動カ下一］［文］うちあ・く［カ下二］

１ 人に知られたくない事実や秘密などを、思い切って隠さずに話す。うちあかす。「思いのたけを—・ける」

２ 閉まっているものを勢いよくあける。「窓を—・ける」

３ ひっくり返して中に入っている物を出し、空にする。

「人の欲しがる物はこれぞ、と巾着にあるほど—・けて」〈浮・一代男・五〉

４ すっかり空になる。寂(さび)れる。

「さて石山の繁昌、京大坂が—・ける」〈浄・卯月の潤色〉

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「打ち明ける」の例文・使い方・用例・文例

• 私はやっと彼にそれを打ち明けることができました。
• 彼は彼女に秘密を打ち明けることが出来て気持ちがすっきりしている。
• 恋を打ち明ける。
• 彼女は秘密を打ち明けるのに気が進まなかった。
• 君はすべてのことを打ち明けるほうがよい。
• 愛を打ち明ける。
• あなたにはもっと早く全てを打ち明けるべきだった。
• 君には何も秘密にしない 《どんなことでも君に打ち明ける》.
• 悩み事を打ち明ける.
• トムはマギーに彼女の夫の本当のことを打ち明けることを嫌がった.
• その事実を彼女に打ち明けるべきかどうか—彼はそのことで迷った.
• 打ち明けるべきか否か思い煩っている.
• 秘密を明かす、秘密を打ち明ける
• この秘密は君だけに打ち明けるのだ
• 心を打ち明ける、意中を打ち明ける、胸中を打ち明ける
• 心底を打ち明ける
• 心を打ち明ける
• 心のたけを打ち明ける、思いのたけを述べる
• すぐに信じるか、打ち明ける傾向がある
• 信頼関係で得られた情報を打ち明けることを拒否する権利