もぐら打ちとは? わかりやすく解説

もぐら‐うち【土竜打ち】

読み方:もぐらうち

モグラの害を防ぎ農作物豊饒祈願して小正月に行う行事子供たち固く束ねたわら束などで地面打ったりして歩く。土竜追い。土竜脅し。《 新年》→海鼠曳(なまこひ)き


もぐら打ち

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/15 22:51 UTC 版)

もぐら打ち(もぐらうち)は、竹に巻いた等で家先や田畑の地面を叩いてまわる九州地方に伝わる伝統行事である。

概要

元来は田畑を荒らすモグラの害を防ぐために行われていた作業が、五穀豊穣や家内安全、子孫繁栄[1]などを祈る儀式となったものである。

福岡県[2]佐賀県[3]長崎県[4]熊本県[5]大分県[6]宮崎県[7]鹿児島県[8]の九州各県で行われる。

地域によって詳細は異なるが、小正月の頃[1](多くは1月14日)に子供たちが家々をまわり、かけ声をかけながら竹に巻いた藁や木の棒[1]等で家先や田畑の地面を叩く。鹿児島県地方では、まわった家々で子供たちにが振る舞われる[8]

なお、時期は異なるものの、東日本旧暦10月10日に行われる十日夜や、西日本旧暦10月の日に行われる亥の子でも、地面をたたいてモグラなどを追い払う行事が行われる。

脚注

関連項目




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