鞍替え
くら‐がえ〔‐がへ〕【×鞍替え】
鞍換
鞍替
- 芸娼妓等が新たなる抱主に転ずるを云ふ。
- 営業先を替へること。遊女又は芸者などについて謂ふ。
- 芸娼妓が家形即ち抱主を替へる事をいふ。娼妓の鞍替へは送り込みに多く居稼店には少いといふことである。川柳に「ジヤジヤ馬は時々鞍を替へるなり」とある。関東では鞍替へのことを仕替へといふのである。〔花柳語〕
- 芸娼妓が抱主を替へること。即ち住み替へのこと。〔花柳界〕
- 勤め場所を転ずることで、よく芸娼妓(げいしやうぎ)などの住替(すみかへ)に用ひる。〔隠語〕
- 芸娼妓が家形即ち抱主を替へる事をいふ。娼妓の鞍替へは送り込みに多く、居稼店には少いといふことである。川柳に「じやじや馬は時々鞍を替へるなり」とある。関東では鞍替へのことを仕替へといふのである。
- 芸者や娼妓などが稼ぎ場所を転ずることをいふ。住替と同じ。
- 芸娼妓が主家をかへる事を云ふ。しかへ(仕替)とも云ふ。
- 芸娼妓が勤め場所を替えること。
- 花柳界用語。芸娼妓が家形、即ち抱主を替へることを云ふ。娼妓の鞍替は送り込みに多く居稼店にはすくないといふことである。
- 〔花〕芸娼妓が勤め場所即ち抱え主を替えること、座の所を替えるの意から出た語。
- 芸娼妓が家形、つまり抱え主を替えること。娼妓の鞍替えは送り込みに多く、居稼店には少いということである。川柳に「ジャジャ馬は時々鞍をかえにけり」とある。関東では仕替えという。〔花柳界〕
- 芸妓や娼妓が稼ぎ場所(抱主)を替える。女を馬にたとえその上にのつている鞍(抱主)を替えるから。〔花〕
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