くらがえとは? わかりやすく解説

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鞍替え

読み方:くらがえ
別表記:鞍がえくら替え

(1)それまで続けてきた事をやめて別の新し物事に移ること。
(2)勤め先商売変更すること。特に芸者などが別の店に移ること。

くら‐がえ〔‐がへ〕【×鞍替え】

読み方:くらがえ

[名](スル)

遊女芸者が他の店に勤めの場所をかえること。

「いっそ他の(うち)へ—でもしようかと」〈荷風・夢の女〉

仕事商売所属などを、それまでのものから別のものにかえること。「条件のいい会社に—する」


鞍換

読み方:くらかえ,くらがえ

  1. 住居移転。〔第四類 言語動作
  2. 住居移転のことをいふ。〔犯罪語〕

分類 犯罪


鞍替

読み方:くらかえ,くらがえ

  1. 芸娼妓等が新たなる抱主に転ずるを云ふ。
  2. 営業先を替へること。遊女又は芸者などについて謂ふ。
  3. 芸娼妓家形即ち抱主を替へる事をいふ。娼妓の鞍替へは送り込み多く居稼店には少いといふことである。川柳に「ジヤジヤ馬は時々鞍を替へるなり」とある。関東では鞍替へのことを仕替へといふのである。〔花柳語〕
  4. 芸娼妓が抱主を替へること。即ち住み替へのこと。〔花柳界
  5. 勤め所を転ずることで、よく芸娼妓(げいしやうぎ)などの住替すみかへ)に用ひる。〔隠語
  6. 芸娼妓家形即ち抱主を替へる事をいふ。娼妓の鞍替へは送り込み多く居稼店には少いといふことである。川柳に「じやじや馬は時々鞍を替へるなり」とある。関東では鞍替へのことを仕替へといふのである
  7. 芸者娼妓などが稼ぎ所を転ずることをいふ。住替と同じ。
  8. 芸娼妓主家をかへる事を云ふ。しかへ(仕替)とも云ふ。
  9. 芸娼妓勤め所を替えること。
  10. 花柳界用語。芸娼妓家形、即ち抱主を替へることを云ふ。娼妓の鞍替は送り込み多く居稼店にはすくないといふことである。
  11. 〔花〕芸娼妓勤め場所即ち抱え主替えること、座の所を替えるの意から出た語。
  12. 芸娼妓家形、つまり抱え主替えること。娼妓鞍替え送り込み多く居稼店には少いということである。川柳に「ジャジャ馬は時々鞍をかえにけり」とある。関東では仕替えという。〔花柳界
  13. 芸妓娼妓稼ぎ場所(抱主)を替える。女を馬にたとえその上にのつている(抱主)をえるから。〔花〕

分類 俗語東京花柳界花柳界花柳語、花/風俗

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