龍徳寺 (小樽市)とは? わかりやすく解説

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龍徳寺 (小樽市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/19 13:35 UTC 版)

龍徳寺

本堂
所在地 北海道小樽市真栄1丁目3-8
位置 北緯43度10分49.3秒 東経141度00分33.4秒 / 北緯43.180361度 東経141.009278度 / 43.180361; 141.009278座標: 北緯43度10分49.3秒 東経141度00分33.4秒 / 北緯43.180361度 東経141.009278度 / 43.180361; 141.009278
山号 海雲山
宗派 曹洞宗
本尊 釈迦如来
創建年 安政4年(1857年
札所等 北海道新四国八十八ヶ所霊場17番
文化財 本堂(小樽市指定歴史的建造物)
イチョウ(小樽市指定保存樹木)
法人番号 3430005007903
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龍徳寺(りゅうとくじ)は、北海道小樽市にある曹洞宗寺院である。山号は海雲山。

概要

創建は江戸時代安政4年(1857年[1][2]。創設地は後志国小樽郡、後の小樽市信香町(のぶかちょう)で、同市若松を次ぎ、1874年(明治7年)に真栄へと移転して現在に至る[1][3]

本堂は市内で最も古い寺院本堂であり[2]、創設当時の旧態がほぼ現存している[3]。市の歴史的建造物にも指定されており[3]、見学客や観光客も多い。境内にあるイチョウの木も、市指定の保存樹木である[3]

昭和8年(1933年)に本堂に寄贈された巨大木魚でも知られている。これは九州産のクスノキの一本彫りで作られた[1]、直径1.35メートル、高さ1メートル、重さ330キログラムのもので、その大きさは日本一とされる[2][4]。大きさだけなら他にもこの大きさに匹敵する木魚はあるが、継ぎ目のない一塊の木で作られたという点では、日本最大とされる[2]。制作費は約千円で、当時はこの金額で家1件が建てられるほどだったという[4][5]

交通手段

脚注

  1. ^ a b c 第17番 海雲山龍徳寺”. 札幌大佛. 2016年1月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年8月25日閲覧。
  2. ^ a b c d e 佐藤編 2014, p. 130
  3. ^ a b c d 小樽市指定歴史的建造物 第60号 龍徳寺本堂”. 小樽市 (2020年12月10日). 2024年11月19日閲覧。
  4. ^ a b 小樽なんでもNo.1”. 小樽商工会議所 (2003年6月21日). 2013年8月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年8月17日閲覧。
  5. ^ 昭和初期の初任給が約50円であったため、「家1件」は誇張表現との指摘もある[2]

参考資料

  • 『Kaseru(カゼル)』2009年10月号 北海道新聞小樽支社営業部発行
  • 佐藤圭樹 編『小樽散歩案内』ウィルダネス、2014年4月20日。ISBN 978-4-9901333-3-7 

関連項目




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