黒柳徹子か日本ユニセフ協会か
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「日本ユニセフ協会」の記事における「黒柳徹子か日本ユニセフ協会か」の解説
日本ユニセフ協会へ寄付を行っても全額がユニセフ本部に送金されるわけではなく、ユニセフ親善大使のアグネス・チャンがその活動を通じて利益を得ているという中傷も散見される中、ユニセフ本部が指名任命した黒柳徹子は無報酬で広報活動に従事している。黒柳徹子が「わたくしの場合は、1円も事務費用などをいただかずにユニセフに募金を送っているので、全額を子どものために使うことができます(2012年10月18日)」と表明しており、このことを西村博之が取り上げ、アグネス・チャンへの公開質問という形で「子供のためを思えば、100%をユニセフ本部に送っているユニセフ親善大使の黒柳徹子さんを薦める(一本化する)べきではないでしょうか?(2013年11月14日)」とインターネットで主張している。一方で「広報活動があるからこそ8割のユニセフ本部への金も生まれている。世の中に一定額の募金があってそこから上前をはねているというのとは話がちがう。募金というのは勝手に集まるものじゃない。集める努力をしないと集まらないのだ」という山形浩生などの意見もある。なお、黒柳徹子を介したUNICEF本部への寄付は黒柳徹子が個人の善意としてやっていることであり、ユニセフの公的な募金ルートではないが、ユニセフ東京事務所がその事務処理をサポートしている。アグネス・チャンは黒柳徹子個人が行っている行動について、協会の方針として何らかの公式な回答ができる立場にはないとしている。
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