黒岩英臣とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 黒岩英臣の意味・解説 

黒岩英臣

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/02 01:45 UTC 版)

黒岩 英臣
生誕 1942年(80 - 81歳)
出身地 日本東京都
学歴 桐朋学園大学
ジャンル クラシック音楽
職業 指揮者ヴィオラ奏者
担当楽器 ヴィオラ

黒岩 英臣(くろいわ ひでおみ、1942年 - )は、日本の指揮者東京都出身。

人物・来歴

1942年、東京に生まれる。1960年、桐朋学園大学指揮科入学。齋藤秀雄に師事した。在学中は、ステージ、ラジオ、テレビなどで同大学オーケストラを指揮するほか、ヴィオラ奏者としてNHK「朝のリサイタル」などに出演。ピアノ奏者としても活躍した。1964年、桐朋学園大学弦楽オーケストラのアメリカ公演に指揮者として同行、ニューヨークロサンゼルスサンフランシスコなどで指揮を担当した。

1965年、桐朋学園大学を卒業。NHKテレビ「今年のホープ」に出演。同年、修道士となり、1975年まで修道士の生活を送った。その間、神学哲学ラテン語グレゴリオ聖歌ポリフォニーを学び、典礼音楽の指揮・作曲を行う。自らが敬虔なキリスト教徒ということから、宗教音楽に造詣が深く、情熱的な音楽作りが評価されており、オラトリオレクイエムミサ曲などでの演奏を重ねている。

1976年、再び音楽に専念、1977年1月東京都交響楽団ファミリーコンサートの演奏で『久方ぶりに現れた資質をしっかりと感じさせる新人』と絶賛され、一躍脚光を浴びた。1978年夏には、バークシャー・ミュージック・センターにクーセヴィツキ記念フェローシップ・コンダクターとして参加、研鑽を積む。

1981年9月から88年まで九州交響楽団常任指揮者、1985年8月から89年まで神奈川フィルハーモニー管弦楽団常任指揮者、1988年4月から94年3月まで関西フィルハーモニー管弦楽団常任指揮者を務める。2000年4月より山形交響楽団首席客演指揮者、01年10月から常任指揮者を務めた後、04年4月より同楽団名誉指揮者に就任。桐朋学園大学准教授

関西フィルハーモニー管弦楽団札幌交響楽団名古屋フィルハーモニー交響楽団九州交響楽団の定期演奏会を始め、全国の主要オーケストラとの共演も数多く行っている。

外部リンク

脚注

注釈・出典





英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「黒岩英臣」の関連用語

黒岩英臣のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



黒岩英臣のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの黒岩英臣 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS