通学帽とは? わかりやすく解説

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通学帽

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/23 20:49 UTC 版)

通学帽(つうがくぼう)とは、児童生徒学生が学校に通学する際に着用する帽子のこと。通学時の黄色い帽子は、1960年(昭和35年)4月に和歌山県警察本部の和歌山西警察署の交通課の坂下敏郎警部補が、西部劇映画のカウボーイの帽子をヒントに思いつき、和歌山市教育委員会や父母らの協力によって、かぶられるようになったもの。坂下警部補は、黄色い帽子の考案を含む交通安全の向上発展の功績によって、1962年(昭和37年)7月1日の「国民安全の日」に、当時の池田勇人 総理大臣から表彰された。これは和歌山県警交通センターに資料展示室にが設けられている。[1][2] この展示室は、1990年治安維持に尽くした県警関係者の功績を後世に伝えるため、和歌山市市木ノ本の県警察学校に設けられていたが、県民にも関心を持ってもらおうと2023年4月に交通センターに移転した。展示室は、黄色い帽子だけでなく、かつて使用されていた手錠やサーベル、明治時代の偽造紙幣なども展示されている。[3]


  1. ^ 交通安全の黄色い帽子 和歌山から全国へ 資料展示室設置”. NHK 和歌山NEWS WEB (2023年5月16日). 2023年6月23日閲覧。
  2. ^ 小学生の「黄色い帽子」 ルーツは、ある交通警察官の「願い」”. 毎日新聞 (2021年10月4日). 2023年6月23日閲覧。
  3. ^ 県警の功績 伝える300点”. 読売新聞 (2023年6月10日). 2023年6月23日閲覧。


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