鶴御埼灯台とは? わかりやすく解説

鶴御埼灯台

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 14:06 UTC 版)

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鶴御埼灯台
航路標識番号
[国際標識番号]
5703 [M4909.8]
位置 北緯32度55分59.2秒 東経132度4分58.6秒 / 北緯32.933111度 東経132.082944度 / 32.933111; 132.082944座標: 北緯32度55分59.2秒 東経132度4分58.6秒 / 北緯32.933111度 東経132.082944度 / 32.933111; 132.082944
所在地 大分県佐伯市
塗色・構造 白色 塔形 コンクリート造
レンズ キセノン灯器
灯質 単閃白光
毎8秒に1閃光
実効光度 410,000 cd
光達距離 23.0海里(約43km)
塔高 14.5 m (地上 - 塔頂)
灯火標高 197 m (平均海面 - 灯火)
初点灯 1981年昭和56年)3月25日
管轄 海上保安庁
第七管区海上保安本部
大分海上保安部
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鶴御埼灯台(つるみさきとうだい)は、大分県佐伯市鶴見半島の突端の鶴御崎に位置する灯台である。

概要

ミュージアムパーク鶴御崎・パノラマ展望ブリッジからの遠望

1981年昭和56年)3月25日に初点灯した比較的新しい灯台である。九州本土の最東端である鶴見崎の海抜約200mの絶壁に位置する(なお、離島も含めると、九州最東端の灯台は水ノ子島にある水ノ子島灯台である)。

本灯台が建設されたのは比較的最近であるものの、豊後水道の入口に突き出した鶴御崎は古くから軍事上の要衝にあたり、日清戦争開戦を機に1894年(明治27年)に海軍望楼が設けられ、また、豊予要塞の一部として1942年(昭和17年)には15cmカノン砲4門からなる鶴見崎第一砲台が設置された[1]

現在、砲台等の跡地を含む灯台周辺は、ミュージアムパーク鶴御崎として公園化されている。また、海軍望楼は改装されて最東館となり、富永一郎まんが館が設けられていた[2]

沿革

  • 1981年(昭和56年)3月 - 初点灯。
  • 1993年平成5年)4月 - 大分航路標識事務所に移管。
  • 2004年(平成16年)4月 - 大分海上保安部に移管。

脚注

  1. ^ 三重野勝人「戦跡『豊予要塞』の実像を探る」『大分縣地方史』第181号、大分県地方史研究会、2001年3月、 24-41頁、 NAID 120002739997
  2. ^ 富永一郎まんが館 -佐伯市鶴見- 広報おおいた 1997年1月号、大分県

関連項目

外部リンク


鶴御埼灯台

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鶴御崎」の記事における「鶴御埼灯台」の解説

詳細は「鶴御埼灯台」を参照 海抜200m絶壁に立つ九州本土東端灯台鶴見崎砲台跡地建てられている。

※この「鶴御埼灯台」の解説は、「鶴御崎」の解説の一部です。
「鶴御埼灯台」を含む「鶴御崎」の記事については、「鶴御崎」の概要を参照ください。

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