鴫立庵とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 鴫立庵の意味・解説 

鴫立庵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/28 09:21 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
鴫立庵への入り口
鴫立沢の中流は国道1号線(写真後方)の下を流れて、さらに鴫立庵入口の橋(写真右)の下を流れ下って、相模湾へそそぐ。

鴫立庵(しぎたつあん)は神奈川県大磯町にある俳諧道場。京都の落柿舎、滋賀の無名庵と並び、日本三大俳諧道場の一つとされる。敷地内に建てられた石碑にある銘文「著盡湘南清絶地」から、「湘南発祥の地」とされることもある。場所は大磯の国道1号線(旧・東海道)沿いの鴫立沢にある。

名称は西行の歌「こころなき 身にもあはれは 知られけり 鴫立沢の 秋の夕暮」(『新古今和歌集』)による。

歴史

寛文4年(1664年)、崇雪が草庵を結んだのがはじまりで、元禄8年(1695年)、俳人・大淀三千風が入り、第一世庵主となる。明和5年(1768年)3月、白井鳥酔が再興し、庵主となる。現庵主は鍵和田秞子(第22代。平成14年(2002年)より)。

歴代庵主

  1. 大淀三千風
  2. 朱人
  3. 白井鳥酔
  4. 杉坂百明
  5. 加舎白雄
  6. 西奴
  7. 三浦柴居
  8. 倉田葛三
  9. 遠藤雉啄
  10. 島田立宇
  11. 大沢寿道
  12. 菅喜田松頂
  13. 間宮宇山
  14. 二宮松汀
  15. 原昔人
  16. 高瀬蘇迷
  17. 神林時処人
  18. 鈴木芳如
  19. 山路閑古
  20. 村山古郷
  21. 草間時彦
  22. 鍵和田秞子

位置情報

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「鴫立庵」の関連用語




4
大淀三千風 デジタル大辞泉
100% |||||

5
大磯 デジタル大辞泉
100% |||||

6
鴫立沢 デジタル大辞泉
100% |||||





鴫立庵のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



鴫立庵のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの鴫立庵 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS