鳥 (レスピーギ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 15:57 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動『鳥』(とり、Gli uccelli )はイタリアの作曲家オットリーノ・レスピーギが、17世紀の楽曲を元に、1927年に作曲した管弦楽組曲である[1]。初演は1927年6月、サンパウロの市立劇場で、作曲者指揮シカゴ交響楽団により行われた。翌1928年にフリッツ・ライナー指揮、シンシナティ交響楽団により2度目の演奏が行われた。
楽器編成
フルート2(1奏者はピッコロ持ち替え)、オーボエ1、クラリネット2、ファゴット2、ホルン2、トランペット2、チェレスタ、ハープ、弦五部
演奏時間
約18分
楽曲構成
全5曲からなる。
- 1.前奏曲
- アレグロ・モデラート、イ長調、4/4拍子。
- 2.鳩
- アンダンテ・エスプレッシーヴォ、嬰ヘ短調、3/4拍子。
- ドメニコ・ガロのクラブサン曲による。
- 3.牝鶏
- アレグロ・ヴィヴァーチェ、イ短調、3/4拍子。
- ジャン=フィリップ・ラモーのクラブサン曲『めんどり』による。
- 4.夜鶯
- アンダンテ・モッソ、ハ長調、3/4拍子。
- 原曲の作曲者不詳。17世紀のヴァージナルのための楽曲による。
- 5.郭公
- アレグロ、イ長調、4/4拍子。
- ベルナルド・パスクィーニ(パスキーニ)のピアノ曲『かっこうの鳴き声をもつトッカータ』(Toccata collo schertzo cuccu )による。
参考文献
- 「最新名曲解説全集6 管弦楽曲III」(音楽之友社)
脚注
外部リンク
- 鳥の楽譜 - 国際楽譜ライブラリープロジェクト
「鳥 (レスピーギ)」の例文・使い方・用例・文例
- 同じ羽の鳥は群れる;類は友を呼ぶ
- 鳥が1羽どこからともなく突然に現れた
- 私たちは鳥にそっと近づいて観察した
- 水鳥
- 鳥のさえずりで目が覚めた
- その鳥は羽をばたつかせないで空高く舞い上がる
- 野鳥観察者のバイブル
- かごの鳥にえさをやる
- 木で鳥がさえずっている
- 1個の石で2羽の鳥を殺す;一石二鳥
- 早起きする鳥は虫を捕える;早起きは三文の得
- 羽の色の同じ鳥は群れを成す;類は友を呼ぶ
- あらしが木から鳥小屋を吹き飛ばした
- あの鳥は英語で何と言いますか
- 父がその七面鳥を切り分けた
- ひな鳥がかえらないうちにその数を数えるな;取らぬ狸の皮算用
- 大きな鳥が空を舞っていた
- その鳥類学者は新種の鳥を発見したと主張した
- 七面鳥の雄
- 蛇に巻きつかれた鳥
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