鳥栖八剱社とは? わかりやすく解説

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鳥栖八剱社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/14 02:49 UTC 版)

鳥栖八剱社
所在地 愛知県名古屋市南区鳥栖2丁目
位置 北緯35度06分31.20秒 東経136度56分33.64秒 / 北緯35.1086667度 東経136.9426778度 / 35.1086667; 136.9426778
社格 村社
創建 不明
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鳥栖八剱社(とりすはっけんしゃ)は愛知県名古屋市南区にある神社[1][2]

概要

創建時期は不明。境内全域が古墳となっている。[3]

かつて同区に存在した松巨島の北西側にある。舟で渡る時、野並方面から鳥栖八剱社を目指した。

鳥栖八剱社古墳

鳥栖八剱社古墳
所在地 愛知県名古屋市南区鳥栖2丁目
形状 帆立貝形古墳
規模 墳長 60m
前方部幅 30m
前方部幅長さ 18m
後円部径 45m
後円部高さ 3.5m
出土品 土師器
築造時期 古墳時代後期
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規模と構造

前方後円墳だが前方部が小さい帆立貝式古墳で、自然の丘陵を利用して二段に築成されている。全長60メートル、後円部の直径約45メートル、墳高約3.5メートル、後円部東側の低くなった部分に幅30メートル、長さ18メートルの前方部があったとされるが、前方部は目視ではわからない状態で、円墳状に見える。また、かつては墳丘斜面にチャートの小礫が見られ、葺石であった可能性が指摘されている。

墳頂部は八剱社を置くために削られている。発掘調査は行われておらず内部主体は不明。かつて墳丘部から土師器が出土している。

交通アクセス

脚注

  1. ^ 名古屋神社ガイド”. 2023年1月27日閲覧。
  2. ^ 神社巡りジャパン”. 2023年1月27日閲覧。
  3. ^ 名古屋市南区・鳥栖八剱社古墳(とりすはちけんしゃこふん)”. 名古屋市. 2023年1月27日閲覧。

参考文献

  • 南区の原始・古代遺跡』(文化財叢書 第四十七号 名古屋市教育委員会) - 昭和44年(1969年)
  • 『埋蔵文化財愛知』no.43(愛知県埋蔵文化財センター)- 平成8年(1996年

関連項目




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