高雄県の政界
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/09 03:07 UTC 版)
第1回高雄県長選挙の際に国民党から立候補した洪栄華、無所属で立候補した陳新安、高雄区水利会の主任委員であった余登発の3派閥が存在した。陳新安は第1回投票で最多得票数を獲得したが、当時の選挙規程では候補者は50%以上の得票により当選と規定されており、第2回投票では余登発陣営の支援を受けたが、2000票差で洪栄華に敗北した。この選挙結果により洪栄華支持者を紅派(洪派)、陳新安支持者を白派と称し二大勢力となり政争を繰り広げた。更に1960年の第4回高雄県長選挙で余登発が当選すると、余登発支持者は黒派と称され、高雄県では三大勢力による政局運営が行われるようになった第14回県長選挙までに紅派が3回、白派が4回、黒派が7回の当選となっている。
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