高波による運航阻害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 05:26 UTC 版)
2013年12月17日、15時15分ごろ、本村港から宮之浦港に向かって航行中、屋久島の一湊灯台の西方1.6海里の地点で、波高約4メートルの大波を左舷前方から受け、操舵室前面の旋回窓2枚およびガラス窓1枚が破損、操舵室に海水が流入した。船橋コンソール、航海計器、通信装置などが濡損し、正常に動作しなくなったため、両舷主機のスロットル操作のみで、一湊湾へ移動して避泊し、翌日宮之浦港に入港した。事故発生当時の天候は雨で、風力8の北東の風が吹いており、波高は約4メートルであった。鹿児島地方気象台から強風波浪注意報および海上強風警報が発表されていた。事故原因は、発航中止基準である風速15m/sを越えるおそれのある気象・海象で本村港を出港したこととされた。
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