高句麗・渤海の帰属について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 02:11 UTC 版)
「黄文雄 (評論家)」の記事における「高句麗・渤海の帰属について」の解説
黄は、「遼東や北満の地は、かつて高句麗人、渤海人などの(中略)ツングース系諸民族が活躍した地である」とし、著書の中で、「満州族の先祖が築いた高句麗と渤海」との見出しで、「高句麗の主要民族は満州族の一種(中略)高句麗人と共に渤海建国の民族である靺鞨はツングース系で、現在の中国の少数民族の一つ、満州族の祖先である」と高句麗と渤海を満州族の先祖としている。また、「ひるがえって、満州史の立場から見れば、3世紀から10世紀にかけて東満州から沿海州、朝鮮半島北部に建てられた独自の国家が高句麗(? - 668年)と、その高句麗を再興した渤海(698年 - 926年)である」とし、高句麗と渤海を満州史としている。
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