高カロリーガス化
読み方: こうかろりーがすか
【英】: high calorific gasification
【英】: high calorific gasification
高カロリーガス化とは、石炭のガス化において、メタン量を増やして高カロリー(8,000kcal/Nm3 以上)の合成天然ガス(SNG)を作ることをいう。 プロセスは、原理的に次の二つの方法がある。 (1) ガス化炉の中に水素を供給して水添ガス化反応させ、メタン・リッチのガスを取り出す。 (2) 低カロリーガスを得た後、触媒などによりガス中の水素と一酸化炭素からメタン合成を行い、高カロリーのガスを得る。 特に天然ガス・パイプラインの発達している米国において、代替天然ガスとして研究が盛んであり、Hygas 法、BI Gas 法、Exxon 触媒法などがある。また西独においては高圧 Lurgi ガス化炉、わが国でもサンシャイン計画の一つとしてハイブリッド・ガス化法を研究中である。 |
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