香川県高松市屋島の例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 13:54 UTC 版)
屋島には源平の合戦の頃から太三郎狸が住んでいた。日露戦争がはじまると、乃木将軍が率いる第3軍第11師団・丸亀歩兵第12連隊は、203高地の戦いに参加した。屋島出身の兵士も、この師団・連隊に所属していたので、203高地の激戦に参加して多数の戦死者をだした。この戦況を心配した太三郎狸は、、四国中の狸を屋島に集めて、自らが総大将となって出陣した。玄海灘を航行中に各自は得意の術で、鉄砲や機関銃に化けて朝鮮半島に上陸した。親友である浄願寺の白禿狸は、南京袋に小豆を一杯詰めて持って行き、それを敵前でばらまいた。すると一粒一粒が一人一人の兵士に変身して、大軍となって敵陣へ突っ込んで行った。これにより旅順のロシア軍守備隊は降伏した。
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