飼育・養殖
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/04 05:00 UTC 版)
飼育自体は難しくなく、魚用の固形飼料(市販の淡水魚の餌の沈澱物)なども食べる。食性は肉食の強い雑食性で苔なども食べるが、メダカなどの小さな魚を一緒に飼うと捕食してしまい、餌不足ともなれば共食いも起こるので注意が必要である。小さな水槽で一度に多数を飼育すると徐々に個体数が減るので、むしろ個体数を少なく抑えた方が長期飼育できる。飼育下で産卵させるのは容易だが、幼生や稚エビも共食いするし、親エビによる捕食もある。一般に他種との混泳には向かない。稚エビの頃はヌマエビとの区別が難しく、ときにはヌマエビに混じって販売されているケースもあり、肉食性が強いのでそのままヌマエビと一緒に育てるとヌマエビを捕食してしまう。 水産資源化の可能性を探るために養殖試験が行われた事もある。
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