飛び立った場所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/20 10:04 UTC 版)
「オットー・リリエンタール」の記事における「飛び立った場所」の解説
最初に飛行訓練を行なったのは、ベルリン近郊のシュテーグリッツにある "Maihöhe" という丘だった。その丘の頂上に4mの高さの小屋を建て、10mの高さから飛び立てるようにした。小屋はグライダーの保管場所としても使われた。 1884年、自宅付近のリヒターフェルデに "Fliegeberg"(「飛行山」の意)と名付けた円錐形の丘を築いた。きれいな円錐形にしたことで、どの方向から風が吹いていても飛行実験できるようになった。高さは15mである。飛行実験の際には常に見物客が集まった。 1932年、ベルリンの建築家 Fritz Freymüller がその丘を再設計し、リリエンタールの記念碑に作り変えた。頂上には小さな寺院風の建築物が建てられており、わずかに傾斜した丸い屋根を複数の柱で支えている。その中央に有名な飛行の詳細を記した銀色の地球儀が置かれている。没後36周年となる1932年8月10日に除幕式が行われ、弟グスタフと助手だった Paul Baylich も出席した。
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