題名と日本語訳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 16:26 UTC 版)
「管楽器のための交響曲」の記事における「題名と日本語訳」の解説
原題を日本語で直訳すると「ドビュッシーを追憶しての管楽器のサンフォニー」である。本記事名のように交響曲と訳され、またそのように分類することもあるが、ストラヴィンスキーはわざわざ“symphonies”という複数形を用いて、本作が交響曲形式による試みではなく、むしろギリシア語に遡る「共に鳴り響くもの」という、より古い、より幅広い意味の試みであることを示そうとしたのである。したがって、《管楽器のための交響曲》という日本語訳は不適当なのであるが、広く通用している題名であるため、本記事ではこれを用いている。『クラシック音楽作品名辞典』(三省堂)では『管楽器のためのシンフォニー集』、 『最新名曲解説全集2 交響曲Ⅱ』(音楽之友社)や『作曲家別名曲解説ライブラリー25 ストラヴィンスキー』(同)では『管楽器のシンフォニー』と訳されている。
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