音素としては声門破裂音をもたない言語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/16 21:25 UTC 版)
「声門破裂音」の記事における「音素としては声門破裂音をもたない言語」の解説
日本語(標準語)を含む多くの言語は声門破裂音を音素としてはもたないが、こうした言語においても発話の状況や話者によっては母音の前後などに声門破裂音が現れることは珍しくない。こうした場合の声門破裂音(閉鎖音)は通常話者によって意識されておらず、弁別の機能も担わないものである。 また、特定の音素の異音として声門破裂音が用いられる場合もある。たとえば英語では語末の/t/が無声歯茎破裂音[t]からこの音に変化する場合がある。cat [kʰæʔ] おもにイギリス英語においてはそれ以外でも変化する場合がある(いずれにせよ、語頭および子音に続く場合を除く)。water [ˈwɔːʔə]
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