音の強さ・長さ・高さ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/18 04:58 UTC 版)
声調は音の高さによって特徴づけられるが、軽声は音の強さによって特徴づけられる。音の強さは、本来の音節がもつ音の強さに対して軽く弱く発音される。 また音の長さも変化し、本来の音節の長さに対し短く発音される。 そして、音の高さは、その音節本来の声調とまったく無関係に、直前の音節の声調によって決められる。例えば、「子」の声調は三声で、その声調値は 214、すなわち半低から低に一旦下がり、半高まで上がる調類であるが、軽声になると直前の音節の声調によって以下のように変化する。 調類声調値例ピンイン第一声(陰平)+ 軽声 2 半低 桌子 zhuōzi 第二声(陽平)+ 軽声 3 中 橘子 júzi 第三声(上声)+ 軽声 4 半高 椅子 yǐzi 第四声(去声)+ 軽声 1 低 兔子 tùzi
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