鞭の種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/16 15:46 UTC 版)
プレイ用、実用とでさまざまな種類がある。商品名と種類名は異なる。 バラ鞭 一般的に柄の部分で数本の革紐が束ねられているものを指す。9本のものを九尾鞭(cat-o-nine tails)と呼ぶ。またそれ以上のものは千条鞭と呼ばれることがある。打った際に大きく音がするが、打撃面が分散するため比較的痛みは少ないとされる。入門者向け。中には乗馬鞭の先端が複数に分かれているものをバラ鞭と呼ぶ場合もある。クッションバラ鞭 初心者向けに販売されているバラ鞭。革紐が柔らかいスェードやフェルトになったもの。 一本鞭 鞭が一本になったもの。主にラバー鞭と編み上げ鞭の2種類がある。ラバー鞭は鞭部がゴムチューブになっており、重量感とともに打撃が重い。編み上げ鞭は革紐を編んで一本にしており、丈夫な上軽いため打撃がシャープである。柄の先からすぐに鞭になるものを一本鞭と呼ぶ。いずれも打撃面が細いため痛みが強い。上級者向け。 乗馬鞭 柄から細く伸びた棒状の部分があり、先端に皮製のチップがある鞭。乗馬の際に馬を追うのに使われる。ウィッピングに使う場合は非常に危険なアイテムとなる。テレスコピックと呼ばれる伸縮式のものも存在している。こちらは耐久性が低いためプレイ用。本物は分厚い馬の皮膚を通して痛みを与える丈夫で危険な鞭である。 追い鞭 柄から細く伸びた棒状の部分の先から、棒と柄を足した以上の長い鞭が伸びるタイプの鞭。カウボーイや牧童が馬や牛を追うのに使うもの。最低限の動きで遠くの対象を打てるが操作には熟練が必要となる。反動で自分を打ってしまいやすい。一般的にBDSMプレイでは用いないが、ポニープレイで用いられる。
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