青藏公路とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 青藏公路の意味・解説 

青蔵公路

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/05 18:53 UTC 版)

青蔵公路(せいぞうこうろ)はチベット高原を横断する道路の一つである。109国道の一部であり、青蔵鉄路開通前は青蔵線(せいぞうせん)と呼ばれていた。基点は青海省西寧市で終点はチベットラサ市ゴルムド市までは青海湖の南を通り鉄道と離れているが、ゴルムドからラサの間は青蔵鉄路とほぼ平行している。道路の平均高度は海抜4500mで雪線を超えているが、他のチベットへの道路(新蔵公路川蔵公路)に比べれば道路状況は安定している。青蔵公路の建設は主に人民解放軍により行われた。当時の指導者は慕生忠将軍で青蔵公路の父と称されている。道路はチベット情勢に重要な役割を発揮し、1962年中印国境紛争に於いて中国軍の最も重要な補給線となった。




「青蔵公路」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「青藏公路」の関連用語

青藏公路のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



青藏公路のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの青蔵公路 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS